____昼休み



「ひーな、一緒に食べよ!」

「あ、今日私購買なの…」

「じゃあ、一緒に行くよ」



購買に向かう途中階段を降り、1階に向かおうとした時だった。

「あっ__!」

私は片足を踏み外し体制が崩れそうになった瞬間____


「大丈夫?」

私の体をしっかりとした片腕で
支えてくれたのは同じクラスの
小林 郁哉 だった。

私は彼を見上げ、赤面

「あ、ありがと!」

颯爽と早足でその場を立ち去りパンを買いに行く。

愛梨はニヤッとしていた。