思い出のキミ


「お菓子貰いに来た〜」

「ダメだよ、このお菓子は私と愛梨の…」

私はグミとスナック菓子を両手に抱えた。


「__いいよ、。」

「え、、愛梨、あげちゃうの?」

「…うん。その代わり、勉強教えてもらうから」

「おう、良いぜ」

すると、彼は彼女の横に座り勉強を教えていた。


「あらあら、お二人さんいつの間にか仲良しだね…」

私は両肘を付き二人に言った。


すると、愛梨は郁哉に言った。

「日奈にも教えてあげて」

「……」

ジッと見つめてくる彼。