「同じバスだったの!?」
吃驚して声をあげてしまった私。

「おう。毎朝、この時間のバスに乗ってるけど。」

「……そーなんだ…」

「メロンちゃん♪」

「は?私、メロンちゃんじゃないし。」

「はははっ、そんな怒んなよ〜」

「………」

何て、話しているとバスが来た。
座席を決めようと辺りを見回すと
郁哉が小声で手招きをしながら私を呼んでいた。

「……はぁ。」

小さく溜め息をつき、郁哉の隣に座る。

「お前さ、愛梨と仲良いよなー」

「うん、、」

「あ、この間楽しかったな!
沢村達の盛り上がりマジヤベーよな」