鏡を見ると、自分が別人みたいだった。
メガネは外し、コンタクトを使用し
マスカラと付けまつ毛を付け、
髪は方くらいの長さの毛先を軽く内巻きにして化粧の素晴らしさを知った。

「か、可愛い〜〜!!」

「でしょ?化粧って女の子を変える魔法の道具なんだよ♪」

「夢みたい……本当に、これが私!?」

「うん、日奈だよ」

えっへんとした感じで両手を腰に当てている愛梨。


「よし、じゃカラオケ行くよ〜!!」

愛梨に手を引かれ学校を後にした。




__と、いうのが数分前の出来事である。