一瞬、俺を守ってくれたのかと期待したのに


なんだよあれ…


やっぱ俺嫌われてんのかな



「お前あんな冷たくされてよく平気でいられるな

金魚の糞みたいに毎日引っ付き回るのやめたら?」



笹井は掴んでいた俺の胸ぐらを離すと楓さんを追いかけるように校舎へと入っていった。





ほんと…そうだよな

こんなに冷たくされてるのに何で離れないんだろう