最後の年、

みんなで作ったマーマレードジャムは

ちょっぴり苦くて、甘くて、酸っぱくて

青春の味がした


[これが運命なら、従うしかないのかな。

みんなと過ごした時間は、私の人生すべてだった。

約束果たせなくてごめんね。

最高の、3年間をありがとう。

最後に、みんなにお願いがあります。

どうか、私のことを忘れないでください。 檸檬]



「これで良かったんだ…これで…」

-天童さん、お時間ですよ-

「はい」



………