真理「えぇ。あなたのクラスの担任呼ぶわね」


絵恋「はい」


─ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


真理「奏木先生。奏木先生。理事長室までお越しください」


真理「すぐ来ると思うから、ちょっとまっててちょうだいね」


そう言って理事長は微笑む。



ガチャ


奏木「なんですか？理事長」


真理「奏木先生。この子、あなたのクラスの転校生よ。」


奏木「この子がね。分かりました」


真理「茉夏さん。あなたは2-Bよ。」


絵恋「はい。先生、今日から宜しくお願いします」


奏木「えぇ。行くわよ」


絵恋「はい。失礼しました」



奏木「あなたは茉夏絵恋さんよね。私は奏木結‹ｶﾅｷﾕｳ›。なんて呼んでくれても構わないわ」


絵恋「じゃあ結ちゃん先生!!」


結「結ちゃん先生て…」


絵恋「だって先生って感じせーへんもん！」