(完)最後の君に、輝く色を

美術室のドアを開けた。



今日はテスト休みで誰もいない。



けど、私のキャンパスの前に、平田ガールズ。



「何やってるの?」



3人が邪魔でよく見えない。



だけど、私の絵に批評を付けあっていたってことはないだろう。



悪い予感しかしない。



「あんたが悪いのよ!全部あんたが!」



一人が掴みかかろうとしてきた時だった。



「確かにむかつくよな」