「出来ればその席で隣が雪だったら最高なんだけどなぁ」
「それは嬉しいんだけどうちは狙ってる席があるから」
「あぁ〜そっか、愛しの森山くんの隣に……ニヤニヤ」
「ちょっとやめてよー!恥ずかしい!ま、そうなんだけどね」
「今回はどんなおまじないをしたの〜?」
「今回はね……自分の運を信じて何もしてない!」
「珍しい、いつも神や仏、おまじないに頼りまくってたのに」
「そうなんだけどね、この前テレビでそういうのは逆効果って言ってて、純粋にその人のことを強く思い続けた方が恋は実るって言ってたから何もやらなかった!」
「そっか、隣になれるといいね」

