せめて、せめてパソコンがあれば、




ハッキングで、少しは調べられるのに。




私は、伊月達に見えないように、




拳を握った。




と、血が滲む。




きっと、爪が食い込んでだろう。




優&百合&夏目「香久山!」




「はい?」




3人の視線は、私の拳に。




バレた、か。




百合「香久山、パソコン、持ってきた」




と、何処からか出したパソコン。




それは、私が組に置いている物。