後ろにあるものと言えば、唯斗だけだけど。




と見ると、




パンっ




と銃声がして、肩に痛みが走る。




最初は分からなかった。




けど、少しして分かった。




私は、唯斗に撃たれたと。




あれ?




意識が、遠退いて。




その時には、優は私の目の前だった。




「優、好きだよ」




優「香久山!!」




そして、私は意識が飛んだ。