確認すると、本当に気絶していた。




「良かった」




コレで終わり、か。




って、霞が残ってるんだった。




とにかく、今は唯斗を外に出すか。




多分、警察来てるし。




そうして、私は唯斗の服の襟を持って引きずって外に出た。




外には、当然の如く警察やパトカー、救急車があった。




組員「若!」

組員「若、お怪我は?」

組員「大丈夫ですか?」




と、言われて、




後ろの唯斗を見て、




組員「スゴいっす!!」

組員「さすが若!」

組員「やりましたね!!」




に変わった。