唯斗「この状況じゃ、条件はどっちものめねぇって事で良いよな?」




「あぁ」




何なんだ、この余裕ぶった態度は。




唯斗「そう言えば、さっき霞が優君が欲しいって言って、組員連れて月島に行ったんだが、

戻らなくて良いのか?」




優。




「えぇ。それよりも、組長どこに居るの?教えてくれない?」




と、




唯斗は狂った様に笑い出す。




そして、しばらく笑い続け、ようやく正常に戻ると、




唯斗「死んだよ」




と。




「は?死んだ?」




唯斗「居場所なら、遺体はとっくに火葬したし、骨は墓場だぜ?」