若頭の私 でも、、、

と、段々抱き締める力が強くなっていく。




優「絶対、絶対」




そう言う優の声は、涙を必死で堪えている子供を思い浮かばせた。




「死なないよ」




と、抱き締め返す。




「せっかく、優と両想いになれたんだから」




絶対に、死なない。




優「はい。そうですね」




「うん」




心地良い香り。




落ち着かせてくれる香り。




白銀組の事も、一時的に忘れさせてくれる香り。




と、




優「顔を上げて下さい」




「ん?んんっ!」