組に着くと、




下っ端が、吹雪や真広さん達を部屋に案内した。




そして、私は組長室へ。




百合と夏目は、皆の部屋を回るらしい。




優は、組長室まで着いて来てくれた。




「失礼します」




スー(襖を開ける音)

パタン(襖を閉めた音)




「組長、とても大事な話があります」




組長「ん?何じゃ?」




「実は、学校で少し白銀の若頭の唯斗と妹の霞に、伊月と王子が狙われました」




組長「何と。で?」




「そして、その際に霞は優が欲しいと。唯斗は私が欲しいと言いました。そのどちらかの条件を

のむのなら、月島組からは手を退くと」




組長「そうか。で、香久山はどうしたいんじゃ?」