唯斗「手出しさせない、ね。ムリムリ。力の差なんてありまくりじゃん」




霞「そうよぉ?と言うか、唯斗~」




唯斗「ん?」




霞「優だっけ~?私好みのイケメン君」




なっ、優!?




唯斗「あぁ。見たところ居ないが、まぁ、今は後ろの奴等を最優先さ」




ダメ!




優は、優は香久山と。




せっかく、せっかく、2人が想いに気付けたのに!!




「来なさい。優には相手が居るんだから」




霞「え~?けど、組の事を考えるなら~、その優君をこっちに渡した方が良いんじゃない?」




確かに、確かにそうよ。




でも、




私は、2人が、香久山が、




大好きな相手と、結ばれて欲しいのよ。