「多分、狙いは伊月と王子。だから、私は2人を守る護衛として、登下校や学校内で、

影から見守るの」




七海「でも、それだったら正式に吹雪に入った方が良いんじゃ無いの?」




それに私は首を横に振る。




「私は一時的にしか一緒に行動しないの。多分、学校もほんの一時期だけ。白銀と決着が付けば、私は

家業に力を入れるつもり」




七海「でも」




言葉を止める七海。




「あ、あと私、1回吹雪の姫に誘われたけど断ってるから」




七海「………」




「七海?」




七海「よく分からないけど、私は香久山ちゃんと学校で話す」




「だから」




七海「危険でも良い!私、香久山ちゃんともっと仲良くなりたい!」




ん~、コレは引いてくれそうに無いな。