七海「香久山ちゃん!」




「ん?」




七海「好きな人って居る?」




好きな人。




「………分かんない」




七海「え!!じゃあ、気になってる人とかは?」




う~ん。




「居る」




七海「誰?」




「私の側近の、椎名優って子。黒髪黒目の美男子って感じで、髪が腰くらいまであるんだ」




七海「側近?」




「あ、私の家、世界No.1の組何だよね。ついでに財閥も」




七海「え、えぇ!?」