シークレットの姿が見えなくなる所まで来ると

インジェラは俺の方を真剣な目で見て言う

「あのね…秋斗には悪いんだけどあの子……敵だよ!」

一瞬俺は固まり一体インジェラが何を言っているのかが分からなかった

けど俺の脳に走るその言葉が

「えっ!?うっ嘘だろ?」

インジェラは人差し指を口元にあて静かにするように俺に言う