「福島さん…でしたよね?
福島さんもきてくれたんですね…」
「ええ、もちろん!あなたたちの様子を見るためにきたの。柚葉ちゃんのお願いのひとつでもあったからね」
「「「えっ…」」」
俺たち3人は声を揃えた
柚葉の頼みだった…?
「…実はね、病室で手紙を渡したでしょう?それと一緒に頼まれたことがあったの。先生と協力してみんなにバレないようにやったことなの…」
そう言って看護師さんが差し出したのは
「DVD…?」
由麻がそれを受け取った
「柚葉ちゃんが言っていたの…
もし、私が亡くなって私の大切な人が最後まで泣いていたらこれを渡してほしい。泣いていなかったらいいの。渡さなくて…笑顔になるための魔法だから…って言っていたの…」
「ゆず、は…!!」
由麻が声をあげて泣いた
柚葉、君はどこまで俺たちのことを考えていたんだ
俺も涙をこらえきれなかった
福島さんもきてくれたんですね…」
「ええ、もちろん!あなたたちの様子を見るためにきたの。柚葉ちゃんのお願いのひとつでもあったからね」
「「「えっ…」」」
俺たち3人は声を揃えた
柚葉の頼みだった…?
「…実はね、病室で手紙を渡したでしょう?それと一緒に頼まれたことがあったの。先生と協力してみんなにバレないようにやったことなの…」
そう言って看護師さんが差し出したのは
「DVD…?」
由麻がそれを受け取った
「柚葉ちゃんが言っていたの…
もし、私が亡くなって私の大切な人が最後まで泣いていたらこれを渡してほしい。泣いていなかったらいいの。渡さなくて…笑顔になるための魔法だから…って言っていたの…」
「ゆず、は…!!」
由麻が声をあげて泣いた
柚葉、君はどこまで俺たちのことを考えていたんだ
俺も涙をこらえきれなかった

