葉月の分も書き終わった
家族の分は全部できた
みんなにバレないようにどうしようかな
あ、看護師さんに渡してもらおうかな
だから、由麻たちのも渡しておかないとね
まずは由麻に書こう
私はたくさん泣いた
大切な人に書く手紙は泣いてしまう
次は拓真くん
もっともっと泣いてしまう
最後に駿くん
駿くんには伝えたいことがたくさんある
書く量も多くなっちゃうね
全部書き終わった頃には私の目は赤く腫れている
コンコン
「はい」
「柚葉ちゃん、そろそろ消灯の時間だから…て、どうしたの!?」
「い、いえ、気にしないでください。それよりも、お願いがあるんです。これ、預かってくれませんか?」
「これ…手紙?」
「はい、私が亡くなった時みんなに渡してください」
「わかったわ。柚葉ちゃんのお願いちゃんと聞くね」
看護師さんに手紙を渡して私は寝ることにした
家族の分は全部できた
みんなにバレないようにどうしようかな
あ、看護師さんに渡してもらおうかな
だから、由麻たちのも渡しておかないとね
まずは由麻に書こう
私はたくさん泣いた
大切な人に書く手紙は泣いてしまう
次は拓真くん
もっともっと泣いてしまう
最後に駿くん
駿くんには伝えたいことがたくさんある
書く量も多くなっちゃうね
全部書き終わった頃には私の目は赤く腫れている
コンコン
「はい」
「柚葉ちゃん、そろそろ消灯の時間だから…て、どうしたの!?」
「い、いえ、気にしないでください。それよりも、お願いがあるんです。これ、預かってくれませんか?」
「これ…手紙?」
「はい、私が亡くなった時みんなに渡してください」
「わかったわ。柚葉ちゃんのお願いちゃんと聞くね」
看護師さんに手紙を渡して私は寝ることにした

