「柚葉、これからは毎日お見舞いくるね」



由麻が笑顔で言った



「うん、ありがとう。待ってる」


すると、拓真くんが



「俺と由麻はもう帰ろうぜ。あとは、2人にするから」




由麻と拓真くんが帰った




私たち2人だけになった




「…」

「…」



無言が続く。

何を言えばいいんだろう



そんなことを考えていたら駿くんが口を開いた




「柚葉、好きだよ。誰よりも本当に好きなんだ。だから付き合ってほしい」




「ダメだよ。私はもう死んじゃうから付き合えない。
もちろん、駿くんのことは大好き。だからこそダメなの」




「俺のためを考えるなら一緒にいさせてよ。俺が、1番お前を愛するから」



これ以上言わないで。



決意が鈍るから



私だって、




愛してるの。