駿くんの告白から2ヶ月過ぎた
未だに返事はできていない
待たせすぎだよね。ちゃんと言わないと
私の気持ちは整理ついた
由麻とね、話したんだ。電話で。
『ねぇねぇ!柚葉!駿が告白したんだってね〜遅すぎだからアイツ〜』
「え!由麻知ってたの!?」
『知ってるも何もバレバレじゃーん!てか、最近一緒にいたり話したりしないから何かあったんじゃないかと思って駿に聞いたの、そしたら告白したっていうもんだからさ〜、
でもね、2ヶ月にって聞いたよ。返事はどーなのさ!」
「あー、うん…。ねぇ由麻話変わるんだけどさ、あの、と、友達の話ししていい?」
なんだかバレそう。
大抵友達の話というのは自分のことだから
電話ごしでクスクス笑いが聞こえる
バレてるなこれは
『うんいいよ』
「友達がね、好きな人はいたことないの。
でも、男友達だと思ってた子からね、好きな人はいるかって聞かれたの
そしたらね、友達はいないって言ったの。
その翌日あたりに好きって告白されたのね、
でも友達は答えられなくて逃げちゃったの。
その日の放課後、一緒に帰ろうって約束してたのね、気まずいだろうから先に帰ると思ってたら、帰ろうって言ってくれた時に、胸の奥深くのところでぎゅーって感じで痛くなったの
これってどういうことだろうって友達はずっと悩んでいるらしくて」
由麻はクスクス笑っていたのを大声に出した
『なーんだ。
もうでてるじゃん答え!心配することなかったなー』
「え?ちょっと由麻?」
『その友達に言っておいてね
それは恋だよ』
自分の中で何かが開く音がした
その瞬間全部がつながる
ああ、私、駿くんが好きなんだ。
でも、言ってはいけない
私も好きだよ
とは。
だって、私は
死んじゃうんだから。
未だに返事はできていない
待たせすぎだよね。ちゃんと言わないと
私の気持ちは整理ついた
由麻とね、話したんだ。電話で。
『ねぇねぇ!柚葉!駿が告白したんだってね〜遅すぎだからアイツ〜』
「え!由麻知ってたの!?」
『知ってるも何もバレバレじゃーん!てか、最近一緒にいたり話したりしないから何かあったんじゃないかと思って駿に聞いたの、そしたら告白したっていうもんだからさ〜、
でもね、2ヶ月にって聞いたよ。返事はどーなのさ!」
「あー、うん…。ねぇ由麻話変わるんだけどさ、あの、と、友達の話ししていい?」
なんだかバレそう。
大抵友達の話というのは自分のことだから
電話ごしでクスクス笑いが聞こえる
バレてるなこれは
『うんいいよ』
「友達がね、好きな人はいたことないの。
でも、男友達だと思ってた子からね、好きな人はいるかって聞かれたの
そしたらね、友達はいないって言ったの。
その翌日あたりに好きって告白されたのね、
でも友達は答えられなくて逃げちゃったの。
その日の放課後、一緒に帰ろうって約束してたのね、気まずいだろうから先に帰ると思ってたら、帰ろうって言ってくれた時に、胸の奥深くのところでぎゅーって感じで痛くなったの
これってどういうことだろうって友達はずっと悩んでいるらしくて」
由麻はクスクス笑っていたのを大声に出した
『なーんだ。
もうでてるじゃん答え!心配することなかったなー』
「え?ちょっと由麻?」
『その友達に言っておいてね
それは恋だよ』
自分の中で何かが開く音がした
その瞬間全部がつながる
ああ、私、駿くんが好きなんだ。
でも、言ってはいけない
私も好きだよ
とは。
だって、私は
死んじゃうんだから。