お兄ちゃんと一緒にリビングに行った



「柚葉、熱はどうだった?」



「大丈夫。36度5分になって下がったよ」



「ならよかった明日は学校に行く?」



「うん、あ、あのさお母さん!」



「ん?どうしたの?」



「病気のこと、先生以外言わないで」



お兄ちゃんとお母さんは驚いた顔をした。


すると、お兄ちゃんが口を開いた。



「友達、いるんだろ?話さなくていいのか?」



「うん、知ったらきっと泣いちゃう。私も泣いちゃう。
みんなには、知られたくない。みんなの泣いてるところは見たくない」



お母さんとお兄ちゃんは分かったと言った。



ご飯を食べて、から寝ることにした。



「おやすみなさい」



お父さんにはお母さんから話しといてくれるみたい。



お父さんにも、心配かけちゃうな



ベットに入って、明日のことを考えた



由麻と拓真くんと駿くんに会ったら、風邪だったって言おう。



今後、もし倒れたりすることがあったら貧血だった。っていうことにしよう



そのまま眠りについた