おっと、この声はまさか



璃「あれって春斗君たちじゃん」



やっぱりそーだよねー




最悪なんだけど




見つかるのも時間の問題だな







紅「リゼ、見つかんないよーに出よ」


璃「おーけい」



そ〜っと、そ〜っと。



忍者にでもなった気分だよ笑






紅「ねぇ、リゼ」


璃「んー?」


紅「出口に奏がいるんだけど…」


璃「うん。リゼの後ろには春斗君がいるよ〜」


紅「あー、アイツね。…ってえ?!」




リゼの後ろにはニヤァと笑う


悪魔…いや、魔王の姿があった





とりあえず。



紅「リゼ走れ!!!」


璃「!!!…ベニ前!!!」




へっ?前?



紅「ブフっ!」




前を見る前に何かにぶつかった



てゆーか、痛いんだけど


鼻もげるかと思ったよ!!



ったく、どこの誰だ?




顔を拝んでやろ、、、うか…




春「よぉ、紅」



こ!れ!は!




お決まりのパターンじゃないですか?




紅「え、えーと…誰、ですか?ニコッ」




とりあえず、他人のフリ



馬鹿2人にバレるとめんどーじゃん笑





あ、そーいえばリゼは?


パッと後ろを見たけど



春斗に捕まってるリゼなんか


何も見えなかったし…


璃「はよ助けんかい!バカタレ!!」



うん。リゼは上手く逃げ切ったみたい




私も早く出口に行こーっと



紅「何も見てない、何も見てない」


璃「わぁあー!ゴメンって!
お願いだから助けて!」



弘「春くんこの人達って…?」


奏「僕と春斗の幼なじみだよ」


流「ぅえ?!幼なじみ?!」



紅「あーあ、バレちゃった」


春「なぁ、紅。少し話そうぜ」


璃「その前にリゼを離せ!くそ男!」



紅「なんか、お決まりだな〜。」