でも私の唇にはなにもおちてこなくて、
その代わり


「なに?
期待してた?」



なんて言葉がふってくる。



ムキィ~



「てか、いつまで私の家にいるんですか!?
はやく家に帰ってください!」



私がむきになって怒っていると













チュッ















リップ音がした。













多分、私顔真っ赤だ。




彼は私の唇にキスをおとした。






そんな彼のふいうちなキスにまどわされた。

「私のファーストキスかえせー!」






そんなの無視な彼は
鼻歌をうたってのんきに部屋にもどっていった。