「おはよ～～。 ふぁ～ 全然寝れなかった。」

「あ！茜、おはよう！ 最近寝不足の日多いね。 大丈夫？」

「うん、大丈夫よ。そんな事より朔羅、あなた遠征が入ったんですって？」

バツが悪そうに朔羅は

「あ～、心配させたくないから内緒にしてたのに。知られたなら仕方ないか。そうだよ、３ヶ月だ。」

「そっか...。３ヶ月ね。 長いね。」

「え！？ ちょっと！ そんな暗い顔しないでよ！
安心して！絶対生きて帰ってくるから！」

「そう。絶対生きて帰ってきなさいよ。じゃないと許さないからね？」

「うん、任せといてよ！」



そう言って朝早くに朔羅は遠征へ行ってしまった。
私の様子を見兼ねたのか束が寄ってきて

「大丈夫よ、茜。 朔羅は必ず生きて帰ってくるから。だから、作業に集中しよう？」

「それもそうね。」


朔羅。絶対に生きて帰ってきなさいよ。 じゃないと本当に許さないからね。