「ありがとう紫苑」



紫苑が呼びに来てくれた。



下から呼んでいたらしいが真夜とのLINEに夢中できずかなかったらしい。



「今日はビーフシチュー!お母さんと一緒に作ったの!」



「へ~楽しみだな!」



「お兄ちゃん顔にやけてるけど大丈夫?良いことあったの?」



「うん、まぁね!」



「もしかして、可愛い女の子と会ったとか?」



「さ~どうでしょう?」



「え~教えてよ~」



中学一年だからか女子の話には敏感なのか・・・



「で~な「ほら、ご飯食べに行こうね~」



「なんで教えてくれないの~!?」



「はいはい、またいつかね・・・」



あぁ・・・機嫌を損ねてら大変だ。



「恋愛相談だったらのるからね!」



「はいはい。ありがと」



早く下に降りないとお母さんに怒られちゃうな~。


そう思いながら食卓へ向かった。