無理矢理腕を引っ張られ、いろいろなことがあり軽音楽部の部室前に連れていかれた。


真夜も山崎君も何を考えてるんだろう。


山崎君は意外と力が強くて掴まれたところが赤くなっている。



「ごめん、痛かった?」



「平気だけど・・・」



「よし!じゃぁ、見に行こっか!」



「おう」



「・・・。」



私が来る意味はいったいなんなんだろう?


関係ないよね?


真夜も山崎君も何考えてるか分からない。



「真夜は軽音で何するの?」



「ベースやろうと思ってる」


「ふーん」



「あと、鈴華がキーボードをやってくれてあと一人いるんだけど、そいつがドラムやってくれる」



ちょっと待てよ・・・。


ボーカルいないよね?