「真夜!」



「何の話してんの?」



「部活の話」



「結芽は何部入るんだ?」



「帰宅部に入ろうと思ってるけど・・・」



「せっかくだし、優気もいるけど3人で軽音見に行かないか?」



山崎君と真夜の考えてることは、一緒みたいだ。


私が部活入る気ないことを一番理解してるはずなのに・・・。



「私は行かないよ」



「そうか・・・」



「なら、無理矢理連れて行こう!」



はぁ?


山崎君が私の腕を掴んだと思ったらそのまんま歩き出した。



「は?え?」



「ほら〜ちゃんと歩こうね〜」



「いや、そうじゃなくて・・・」



「ん?」



「真夜、助けろ」



「頑張れ」