璃々side

あれから数日が経ち

あの2年の先輩からの脅しは?と言うとヒートアップ中

その中で少しの変化と言えば自分の気持ちを蓮先輩にうちあけたこと

と言っても付き合った訳ではない
まだまだ怖いんだ。人を信じることも脅されてることも



あと2日で学園祭
楽しみでもあり、不安でもある



キーンコーンカーンコーン。

「あ…」
忘れてた。ポケーっとしてたら数学の時間が終わってしまった

「璃々ー!練習は?」

「あー!葵?今日は?」

「今日 、撮影ないよ!晴くんが練習あるって言ってたからデートはお預け…」

「それは残念」

「絶対思ってない!」

「うん。思ってないかな?」

「何それ!ムカつくんだけど」

「まぁね?」

羨ましい限りですと心の中ではいて葵のかたをたたいた

最近は練習が忙しくて朝と夕方に少し話すくらい。
1日のほとんどを先輩たちと過ごしている

「おい!練習サボるな!」

「す…すみません」

「またお前かよ」

「なに?そんなこと言って晴くんに言いつけますよ?」

「は?はるくん?」

あーぁ、またやってるよ。最近恒例でもある葵と先輩の言い合い。

「先にいっですね…葵頼んだ!」

「また明日ねー!」

蓮先輩は葵に任せてあたしは逃げる

「遅くなりました!」

「あれ?蓮見てない?」

「葵とまた言い合ってます!」

「え?葵と??あの野郎あとで…」

「…はぁ…あの野郎次こそ…」
文句を言いながら先輩が部屋に入ってきた

「蓮?お前…」

「あぁ?」

本日もまた賑やかになりそうです