クリスマスLOVE【オムニバス短編集】


しばらく黙った後で、

「……俺が、おまえと、」

一旦言葉を切り、雪の降りしきる空を見つめると、

「……こんなクリスマスを、過ごしたかったんだよ」

彼が、口にした。

「……言わせるな」

その言葉に、くすりと笑って、

「……自分から、言ったのに」

微かに赤く染まっても見えるその頬に、そっと唇を寄せた……。



大好き、圭吾……White christmas night♡




-endー