さすがに深夜の会社って暗いよね。


休憩室なんて明かりが点いてないよ。


「あれ、」


暗くてよく見えないけど、人らしき人が…?


テーブルで何してるの!?


「えっ、嘘…目が閉じてる!?」


慌てて、駆け寄る。


まさか…息してないわけないよね!?


茶髪な髪の毛にそっと触れる。


「ん……、」


そして触れた瞬間、身体がビクッと動いた。


「わっ!」


び、びっくりした……。


なんだ寝てただけか。


私ってば何やってんだろ。


せっかく寝てたのに、余計なことしちゃったよね…。


申し訳ないことしちゃったな…。