って、余計なお世話か。
「ごめんね。気にしないで。」
真宮くんなら私みたいにならない。
きっと私よりも器用だ。
「なんで謝るんですか、先輩が。」
「え、だって…余計なお節介じゃない?偉そうに…」
「先輩の想いやり。俺は好きですよ。」
優しく微笑む真宮くんに私は目を逸らした。
ダメだ、この子。
母性本能くすぐってくる…!
「わ、私そろそろ戻るね!コーヒー入れに来ただけだからっ。」
「俺の方こそ邪魔してすいません。」
「ううん、いい気分転換になったわ!ありがとね。」
寂しく独りで残業してたけど…
こうして休憩室で喋れて楽しかった。
なんだか喋ってみると喋りやすい発見もしたし。



