うっ……
今日のお昼…ハンバーグ弁当を目の前に俺、島崎翔(しまざきはやと)は唸り声をあげている。
うかつだった。
まさか、朝コンビニで買ったハンバーグ弁当ににんじんが添えてあるなんて…
ガックリ肩をおとす。
そう、俺はこの世で一番にんじんが大の苦手!
味もだけど、あの食感が無理だ。
土臭くて、食べた瞬間つぶれる感じがどうも受け入れられない。
よしっ、捨てるか
そういって、ゴミ箱ににんじんを捨てようとした。
その時だった。
「だめですっ、捨ててはなりませんっ」
どこからか声がした。
家の中を見渡しても誰もいない。
気のせいか。
にんじんをゴミ箱にポイっと捨ててまた、弁当を食べようと戻ったのだが…
俺の座っていたところに、女性がいる。しかも、超絶美人……
「はっ」
って、何考えてんの俺。
「ちょっと君だれ?なに人んちに勝手に入ってきて…」
言いかけて止まった。
そう、女性は泣いていた。
「うあああ…なんでにんじん残すんですか?捨てるんですか?」
「え?……」
キョトンとす俺。
に、にんじん??
「申し遅れました。わたくし、にんじん界の妖精キャロットと申します」
「にんじん嫌いな男性の彼女になり、にんじん嫌いを克服してもらいます」
え、話が飛躍しすぎて
何言ってるのことひとーー?!
「そうですね、まずこちらの世界をちゃんと知らなきゃ行けないので…」
キャロットと名乗る女性がタブレットを開きなにやら考え込んでいる。
そして
「あ、ここです!ここに行きたいです!」
見せつけられたタブレットをのぞき込むと、最近親子連れに大人気の遊園地だった。
今日のお昼…ハンバーグ弁当を目の前に俺、島崎翔(しまざきはやと)は唸り声をあげている。
うかつだった。
まさか、朝コンビニで買ったハンバーグ弁当ににんじんが添えてあるなんて…
ガックリ肩をおとす。
そう、俺はこの世で一番にんじんが大の苦手!
味もだけど、あの食感が無理だ。
土臭くて、食べた瞬間つぶれる感じがどうも受け入れられない。
よしっ、捨てるか
そういって、ゴミ箱ににんじんを捨てようとした。
その時だった。
「だめですっ、捨ててはなりませんっ」
どこからか声がした。
家の中を見渡しても誰もいない。
気のせいか。
にんじんをゴミ箱にポイっと捨ててまた、弁当を食べようと戻ったのだが…
俺の座っていたところに、女性がいる。しかも、超絶美人……
「はっ」
って、何考えてんの俺。
「ちょっと君だれ?なに人んちに勝手に入ってきて…」
言いかけて止まった。
そう、女性は泣いていた。
「うあああ…なんでにんじん残すんですか?捨てるんですか?」
「え?……」
キョトンとす俺。
に、にんじん??
「申し遅れました。わたくし、にんじん界の妖精キャロットと申します」
「にんじん嫌いな男性の彼女になり、にんじん嫌いを克服してもらいます」
え、話が飛躍しすぎて
何言ってるのことひとーー?!
「そうですね、まずこちらの世界をちゃんと知らなきゃ行けないので…」
キャロットと名乗る女性がタブレットを開きなにやら考え込んでいる。
そして
「あ、ここです!ここに行きたいです!」
見せつけられたタブレットをのぞき込むと、最近親子連れに大人気の遊園地だった。
