「……まったくおまえはどこまでもお人よしで損ばかりするやつだ。
まったく……オレは、おまえがそういうやつだからこそ幸せになってほしい。
……いや、そうだ、やっぱりオレはおまえを幸せにしたい、誰よりも。
しかしそのためには……」
「……」
「おまえの家族を死なせることになるが、それでもいいか?」
「それは……」
「それは?」
「土方さんが弟や父を死なせたら、
それでも土方さんを好きでいられるかどうか……自信がありません」
「オレがおまえの弟と父を死なせたら、おまえはどうする」
「たぶん、土方さんを斬ろうとします」
「オレを斬るか」
「もちろん反撃してくださって結構です。
私は……土方さんを斬りたいのではなくて
……土方さんに斬られたいのかもしれません」
二人の間に重苦しい沈黙が訪れる。
鋭い目つきで私を見ていた土方さんがゆっくりと表情を和らげてから、
意外なほど優しい声で私に問いかける。
まったく……オレは、おまえがそういうやつだからこそ幸せになってほしい。
……いや、そうだ、やっぱりオレはおまえを幸せにしたい、誰よりも。
しかしそのためには……」
「……」
「おまえの家族を死なせることになるが、それでもいいか?」
「それは……」
「それは?」
「土方さんが弟や父を死なせたら、
それでも土方さんを好きでいられるかどうか……自信がありません」
「オレがおまえの弟と父を死なせたら、おまえはどうする」
「たぶん、土方さんを斬ろうとします」
「オレを斬るか」
「もちろん反撃してくださって結構です。
私は……土方さんを斬りたいのではなくて
……土方さんに斬られたいのかもしれません」
二人の間に重苦しい沈黙が訪れる。
鋭い目つきで私を見ていた土方さんがゆっくりと表情を和らげてから、
意外なほど優しい声で私に問いかける。
