「では諸士取調役兼監察方の見習いということで、
最初は諸士取調役兼監察方の島田に付いてもらう。
異存はないかな?」
私にはその長い役職名がどういう仕事を受け持つものなのかも分からないけれど、
やはりできるだけ低い声で
「もちろん異存はございません」
と短くこたえる。
「おう、任せとけ!」
突然うしろから野太い声が発せられたので、私は驚いてふりむく。
全身毛むくじゃらの巨大な男が私にむかって
「オレが島田魁だ。よろしくな!」
と必要以上に大きな声であいさつしている。
私は内心の動揺を必死に隠しつつ
「こちらこそ、よろしくお願いします」
と頭を下げる。
新撰組の幹部はみんな優しそうで賢そうな人達ばっかりなのに、
よりによってこんなゴリラ的な人が私の直属の上司になるなんて……
最初は諸士取調役兼監察方の島田に付いてもらう。
異存はないかな?」
私にはその長い役職名がどういう仕事を受け持つものなのかも分からないけれど、
やはりできるだけ低い声で
「もちろん異存はございません」
と短くこたえる。
「おう、任せとけ!」
突然うしろから野太い声が発せられたので、私は驚いてふりむく。
全身毛むくじゃらの巨大な男が私にむかって
「オレが島田魁だ。よろしくな!」
と必要以上に大きな声であいさつしている。
私は内心の動揺を必死に隠しつつ
「こちらこそ、よろしくお願いします」
と頭を下げる。
新撰組の幹部はみんな優しそうで賢そうな人達ばっかりなのに、
よりによってこんなゴリラ的な人が私の直属の上司になるなんて……
