「どこに連れて行ってくれるの?」










「内緒」











そう言って爽太は、口元で人差し指を立てた











「えぇー?」











それでも私のために、何かしてくれるだけで嬉しかった










爽太の腕に、私がプレゼントした腕時計がつけられていた










嬉しい………………











私もつけてるよ










気づいてくれてるかな?