「お前………………」










「?どうかした?」












「………………なんでもねぇー」












「じゃあ、早く行こう」












私と爽太は、駅を出て学校に向かった











この時、自分の気持ちに気づけなかった









気づいていれば、この関係に亀裂が入ることは、なかったのに