「おやすみ」










「えっ!寝るの?」











私は、素直に驚いた











「………………何か、期待してたのかよ」











「違う!」











期待なんかしてないもん!











爽太は私の頭を、ポンポンしてくれた










「さっきは、俺が悪かった。まぁ、沙英の両親が来てくれなかったら、続けてたけど」










爽太は優しく、そう言った










それは、危なかったよ