「大丈夫?」

と泣いてる私に声をかけてくれた。
これが彼、ゆうきとの出会いだった。

すみれ「最近あのイケメンと仲良くない?」

あいり 「いやそーでもないよ」

すみれ「えーそーなの?」

あいり「うん」

話はするようになっていたが気になってはいなかった。ただの男友達に過ぎなかった。
そんなある日

ゆうき「ねぇ、今日夜景見に行かない?」

あいり「あ、別にいーですよ」

夜景に何故か分からないが誘われた。
学校帰りの9時過ぎお酒を買って学校近くの
夜景が見える所に連れてかれた。

ゆうき「かんぱーい!」

あいり「お疲れ様です」

あいり「え、なにもー酔ってるんですか?」

ゆうきがハグをしてきた。

ゆうき「疲れてたから酔ってるかも」

あいり「ハグとか辞めてください」

ゆうき「ねぇね、俺と付き合ってよ」

あいり「いや、え?」

ゆうき「いーでしょー?ね?」

あいり「あー、はい」

こうしてゆうきと付き合ってしまった。
今思うと寂しさを埋めたかっただけに過ぎなかった