「芽夢...ちょっと話そうか?」




私が悲しんでる顔をしていたせいか、魁斗君が中庭のベンチに座らせてくれた。




「俺さ、こんな時に言うのもなんだけど...芽夢が好きなんだよね」





「...ごめんなさい」


放心状態だから、誰に告白されてもこんな感じの私。




「やっぱり...萩野が好き?」