「...お前さ、簡単に男を部屋へ招くなよ」 呆れて ため息と一緒に出てくる言葉。 その、天然な行動が どれだけ俺を苦しめてるか...。 「え〜?男って言ったって透和じゃん!」 ケラケラとした芽夢の笑い声が俺達の家の間で響いた。 「あのさ〜............」 髪の毛を くしゃっとしてから芽夢ん家のベランダにのっかり、芽夢の部屋に入る。 そして後ろからスマホをいじる芽夢に抱きついた。