お父さんが透和に言い、透和も笑顔を見せた。 そして、私の目尻に浮かんだ涙をすくい、ニヤっとする透和。 「一生、離さねーからな」 永遠を貫く恋心。 それは時に 悲しくて 後悔して。 でも、それ以上に幸せな時間が多い。 透和と出会えた事。 “幼馴染”から始まった恋は やがて“愛”になるまで存在した。 「...私も」 ニコッとする私の笑顔は、 心からの本当の嬉しさ。