「萩野〜 芽夢〜!

おめでとうっ!!!!!!!!」




あれからますます美人さんになり...



今はモデル謙 女優のカナ。


カナには色々、感謝しかない。



合コン連れて行ってもらったり.....


透和との恋を応援してくれたり。





今でも親友でいてくれて嬉しいな。






「透和と芽夢ちゃん、本当に結婚とは!

あの男子達が睨んでるぞ?」




透和の横でニヤニヤする尚君。




でも、不機嫌な透和の表情。





「...お前、芽夢の事 好きじゃなかったっけ?

そーゆー素振り、多かったよな」


プイッと怒ったようにする透和。






...私には、思い当たる節が全くないわけで...




透和、もしかして勘違いしてるのかな?





「俺が好きなのは松下だよ!

芽夢ちゃんには 色々 感謝しかないっ!」




ありがとう!と言う尚君にGoodサイン。






尚君と カナがくっつくように色々してしまっていた私。





透和は...6年以上も気づかなかったんだね...。





驚きすぎて目を見開いてる透和に、ふふふっと笑みがこぼれる。







「芽夢、おめでとう」




次に声をかけてくれたのは 従兄弟のちーくん。



今も、昔と変わらない面持ち。




ちーくんは...私達が交際するために、声をかけてくれた人。




...本人は...相変わらず、自覚なしです。







「...似合ってるね、芽夢」





魁斗君も 私のウエディングドレスを一通り見て、頷く。





「ふふっ、ありがと!」





「...お前、芽夢の事 エロい目で見んじゃねーよ」





横から透和の暴言の嵐...は相変わらず。






魁斗君は はいはい、と言って去っていった。