ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『新婦 芽夢さん。 あなたは病める時も、健やかなる時も、 死が、2人を別つまで...。 夫 透和さんを愛し、支える事を誓いますか?』 右腕に組まれた透和の左腕を 力強く引き寄せて... 「はい」 力強く、堂々と。 『それでは、誓いのキスを...』 ベールを挙げられ、目の前に透和の顔。 背伸びしないといけなくなった この背の差は... あの頃の倍以上? 擬似結婚式から...6年。