「まぁ...そーだよな。

俺と芽夢が将来 結婚出来るって決まった訳じゃねーし」


遠くを見る目で言う透和。




透和が言った途端...静まり返る皆。







突然の事に、体が固まった。








...透和、私と結婚する気は...ないのかな?



今は擬似だけど、私...



将来はこうなりたいなって



思ってるんだけどな。





1人でバカみたい。



目尻が熱いよ。






「そんな幸せすぎる事、
今から考えたら贅沢すぎだよなっ」




私の顔を覗き込みながら、ニコッとする透和。







「わ、私は、透和が............いい」





恥ずかしくて透和の顔が見れない。




ってか私、絶対変な顔で言っちゃったよ!