「...なに?」




芽夢は 恥ずかしそうに、俺の部屋の入口を指さした。




「...ゲッ、親父と 母さん」



...入口には ヒゲを尚更とげさせ、ムスッとした顔の親父と驚きながらも嬉しそうな母さんがいた。





「...透和、お前なっ!!!!」



ズンズンと部屋に入ってきて、俺と芽夢を引き離した。