「芽夢...」 少し腰を屈め、ベンチに座っている私と同じ目線にする透和。 透和の右手が私が座っているベンチの背もたれに... 左手が私の右頬に そっと触れた...。 ここ、これは... 『壁ドン』ならぬ『ベンチドン』!?!?!? どっ...ドキドキがマックス...。 頬や手を伝って、透和にこの振動がバレてないか心配になる。 透和の顔がゆっくりと近づいてくると同時に、私は両目を閉じた...。