「めーむっ! おはよ?」 「ぅ、うわぁ! カナ!」 俺達の後ろから声をかけたのは松下。 芽夢に向けられた暖かい視線は、冷たく変わり俺を睨み始めた。 「つか、なんで萩野といるわけ? ...坂口と 付き合って芽夢を振ったくせに」 後半、小声で言う松下。